■ Renesas Technology ────────────────────────────■
- 第2話 - 初めましてルネサス テクノロジです
――2.H+M = R?!
■ ────────────────────────────────2004/12/03 ■
ルネサス テクノロジは2003年4月1日に誕生した新しい会社です。とはいえ、前身は日立製作所と三菱電機の半導体部門ですから、事業そのものは長年にわたって続けてきました。統合して日も浅い昨今、日立製作所と三菱電機のカラーの違いもどことなく残されているようです。
★ 語り手★ 人事・総務統括部 人事部 人材企画課 宗清洋一郎
■ 半導体企業には莫大な投資コストを支える体力が不可欠 ■
半導体産業では、いち早く生産設備を整えることが勝敗を分けるポイントになるということは前回のメルマガでも触れました。技術革新が急激に進むため、発売直後は1万円程度だった半導体が数カ月後には半値以下になってしまうことも珍しくない世界。利益を確保するためには、他社の追随を許さない最先端の製品を、いかに早く供給できるかにかかっています。
ところが、技術の粋を極めた工場には、建設コストが莫大にかかるので、半導体メーカーには企業としての強力な資本力が求められるのです。
■相乗と補足のシナジー効果を ■
日立製作所も三菱電機もマイコン系に強く、製造方法(シリコンウエハーの処理方法)も似ていました。両社とも重電出身なのも共通しているところです。
一方、たとえば携帯電話の受信機能を担うアナログでは日立製作所が、通話機能のベースバンドでは三菱電機が強いなど、共通点、相違点はありますが、共通点では相乗効果を、相違点では足りない部分を補うための統合だったのです。H(日立)+M(三菱)が全く新しい価値R(ルネサス)を目指したのです。
この結果、ルネサスは2003年世界半導体売上ランキングで世界第3位の半導体企業となりました。携帯電話のCPUに相当するアプリケーションプロセッサ、カーナビのMCU、携帯電話のカラー液晶を制御するLCDドライバなど、多くの領域で世界トップシェアを占めています。
■ 新しいルネサスカルチャーを ■
一事業部門同士の統合とはいえ、大企業同士ですからルネサスの規模も巨大です。従業員数は2万6500人。うち海外にも6600人が在籍しています。売上高も、2003年度は9856億円と1兆円に迫る規模。社内は両社の社風がちょうどいい感じに混ざり合っているようです。まだ途上ですが、この2つの違いが渾然一体となった時にルネサス特有のカルチャーが生まれるのでしょう。
ただ、会社の規模が大きくなったからといって安心できるほど半導体業界は甘くありません。技術もビジネスの流れもますますスピードアップしている中で国際競争に勝つには、新しいニーズを探求し、常に技術をドライブしていくだけの会社でなければなりません。次回はルネサスがどのような分野で半導体市場をドライブしているかについてお話しましょう。
───────────────────────────────────────
宗清洋一郎 1995年入社
日立製作所の半導体事業部門で、甲府事業所、那珂事業所を経て99年4月より3年半、シンガポールの合弁会社に出向。人事と総務に関する業務全般を唯一の日本人担当者として切り盛りする。ルネサス設立に合わせて帰国し、採用業務全般を担当。現在に到る。家族とおいしい物を求めてドライブするのが楽しみ。一杯の「おいしいコーヒー」のために、茨城まで出かけることもある。
■ ──────────────────────────────────―― ■
この「ルネサス テクノロジ メールマガジン」は選考とは関係なく、素顔のルネサス テクノロジを皆様に知って頂くためのものです。エントリーされた皆様には、11月から3月まで、毎週1回お届けする予定です。ぜひご一読され、当社へのご理解を深めて頂ければ幸いです。
ルネサスへの応募はリクナビへのエントリーから始まります。
こちらよりエントリーを受付けています。