他方、2電源レベル変換を特長とするユニロジックIC「RD74VT1Gシリーズ」は、各ロジック機能(AND、OR、インバータ機能など)により10製品のラインアップがある(表)。
ルネサスでは、携帯機器などで進む電源電圧の引き下げに対応するために、2000年よりユニロジックICにレベル変換機能を追加。論理補正などに便利な1ビット、2ビットなどの少ビットバス幅にマッチしたレベルシフタへの要求に応えるとともに、省スペース化も実現するレベル変換ユニロジックICを製品化してきた。しかし従来品は単電源であり、電源電圧に対して入力電圧が低い場合、1入力当りの電源電流の増加分が増えてしまうため、今回、入力側の電源と出力側の電源を分けた2電源タイプを採用し、より低消費電流化を図った2 電源レベル変換ユニロジックI C「RD74VT1Gシリーズ」を製品化した。 |
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同シリーズは、ルネサスの標準ロジックICにおける低電圧・超高速版である「HD74ALVCシリーズ」と同様の0.35μmプロセスを採用し、電源電圧1.2V~3.6V、データ伝搬遅延時間(tpd)は3.4ns(max.VccIN=2.5±0.2V, VccOUT=3.3±0.3V時 :「RD74VT1G08」の場合)という低電圧・高速性能を実現している。
入出力に過剰な電圧がかかってもICを保護する入出力トレラント機能を内蔵し、ドライブ能力(出力電流)はバス駆動に適した24mA(Vcc=3.3V時)となっている。パッケージには6ピンのWCSPパッケージを採用し、サイズは1.4mm×0.9mm×0.5mm(max.)。従来の単電源版「HD74LV1GTシリーズ」(5ピン)との比較では、実装面積を約70%削減することに成功している。
ルネサスでは、今後もニーズにマッチしたユニロジックICの開発を推進し、DSCや携帯電話などの携帯機器から、DVD-R/RWなどの光ストレージ機器、ノートPCなどの小型高速システムに至るまで、幅広く対応できるラインアップの拡充をめざす。 |